モダンな技術を追い求める根底の感情とは?過去の体験を振り返り解説

Twitterを見ているとどの技術・言語を学ぶべきか論争や主張をよく目にします。

実を言うとぼくも一時期モダンな技術への憧れや期待を抱いていました。

未経験からエンジニアとして働き始め、しばらくは目の前の仕事に忙殺されながら、必要な技術習得に励んでいました。

が、慣れてくると世間の流行りに触れ始め、「あれ?このままこの仕事続けて大丈夫かな?」という不安感に襲われた感覚を覚えています。

エンジニア1、2年目の人が陥りやすいモダンな技術への憧れにある根底の感情について過去を振り返りながら考えてみました。

これまでの経歴

冒頭で述べた「この仕事」とは前職でのEC-CUBEの受託案件です。

EC-CUBE??

という方も多いでしょう。

軽くEC-CUBEについて説明するとPHPで開発されたECサイトのOSSです。

https://www.ec-cube.net

WordPressのEC版と考えてもらうといいでしょう。

これまでの経歴を見てもらうとホントにEC-CUBEばかりやってきました。




Portfolio | i-yusuke

エンジニアとして働き始めた1、2年目はオフ会や勉強会によく参加しており、参加者同士で自己紹介すると「EC-CUBEってなに?」って質問されることが多く、やっぱりニッチな仕事やってんだなって再認識させられることが多かったです。

仕事の成果もまだ十分に挙げられない時期で、将来性も不安になります。

その結果陥るのが自己肯定感の低下です。

また、現状の開発環境に対する不満がモダンな技術を使うことによって解決されるんじゃないか?という漠然とした期待がありました。

それとエンジニアらしい会社の雰囲気、働き方(リモートワークや私服など)にも少し憧れがあったように思います。

モダンな技術を追いかける思考

SNSの情報や周りの声を聞いているうちにいつの間にか「新しい言語で仕事しているとスゴイ」という価値観が自分の中に定着していました。

その理由を考えてみたとき「初心者向け」という表現や「今後流行る、もしくは廃れる言語」というキャッチフレーズが刷り込まれ、無意識に言語ランキングを作っていたように思います。

これは高校、大学や企業の偏差値偏重の思考によく似ていると感じます。

この大学よりあの大学のほうが偏差値が高いので良い。

あの会社よりこの会社のほうが年収が高いので良い。

そして、自己肯定感を高めるために自分の中にあるランキング上位の技術に取り組む始める。

といった具合です。

初学者がこの傾向に陥りやすい原因としては実績が少ないことによる自信のなさから来るものでしょう。

シンプルに今後この技術が役に立たないのではないか?と将来性に対する不安も感じていましたが、冷静に考えるといきなりそんな状況になることはないので時期尚早の考えでした。

単に自信のなさを別の言葉で言い表したかっただけかも知れません。

おわりに

新しい技術に取り組む姿勢はやる気に満ち溢れ非常に良いことですが、必要以上に焦ることはないです。

エンジニアを目指す方、エンジニアとして働き始めた人は目の前のことから着実に成果を挙げていきましょう。

全然出来なかったことが振り返るといつの間にかできていた。

なんてことはザラにあります。

ではまた。

ABOUTこの記事をかいた人

Yusuke Ito

■25歳時に異業種からWeb系企業に転職、現在はフリーランスとして活動 ■バックエンド(PHP、Ruby、Python)がメイン、フロントエンドも少々 ※ECサイトの開発が得意 ■筋トレ、ゴルフ、読書、ポケモンが趣味 ■エンジニアとしてのキャリア、アプリ開発、書評をメインに発信しています。